■ピアノとその時代のながれを カジル。
こちらのページでは、ピアノとその時代の流れをすこ~しだけ…かじってみましょう(爆)。 詳しくは他のページをあわせてご覧下さい( ´∀`) ピアノは、1709年(←まだまだ、★バロック時代にあたる)、 イタリアのクリストフォり(Cristofori,1655-1732)によって発明される。
しかし、 楽器としての機能が整えられて広く用いられるようになったのは、 18世紀後半になってからである。
▼1750年にJ.Sバッハ没。 ↓ すでにピアノはあったが、 鍵盤楽器の中心的な存在は、まだまだ チェンバロ(弦をはじいて音を出す)や クラビコード(弦を突き上げて音をだす)であった。
古典派の時代の、 ハイドンやモーツァルトのピアノ曲も、 最初のころ(バロックから古典派へ…前古典主義、1740-80年)の作品では チェンバロ的な奏法が反映されているが、 後半の作品では 作曲者がピアノで弾くことを明確に意識してかいているところがある。
※本当に「ピアノ」ができたのは ☆古典派時代 にあたる、 ベートーベンの頃である。 (ベートーベンはもちろん、最初からピアノで学び、 ピアノのための作品をかいたひとである。)
★バロック時代…(1600-1750年) (↑劇音楽の誕生した年~バッハの没年にあたる) バロック時代における、音楽史的に重要な点は、 1、劇音楽(直接には歌劇)の誕生とその発展 2、本格的な楽器の隆盛 をあげることができる。
☆古典派時代… 古典派の音楽は ハイドン モーツァルト ベートーベン の三人の作曲家を中心にまとめられる。 ▼ハイドンが古典主義の音楽の形式性を整え(ソナタ形式と ソナタ形式の確立) ▼モーツァルトが同じ頃その論理性に情趣(流れるような優雅で、多様性に富む旋律様式)を加え ▼ベートーベンが名実とともに 古典主義音楽を完成させた(作品を通して音楽の形式と内容を確立。) ・主題の設定と、主題操作による展開技法。楽曲全体に有機性をもたせた。 ・音楽に人間的な感情をもりこんだ(それまでの音楽にはなかった!) ・表題音楽的要素の挿入 ←例) 交響曲第6番 田園
◆参考文献 (教育芸術社 音楽史 千蔵八郎)◆
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